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よもやま話

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その道の専門家ではありませんが、幼少期の頃の私はバッタやトンボ、ゲンゴロウといった昆虫類、カエル・サンショウウオなどの生き物が好きで、見つけては捕まえて家の物置で飼っていました。「あの虫を捕まえたい」という気持ちは今の自分の釣りと何も変わっていません。「あの魚が釣りたい」に変わっただけです。夢中になり過ぎて時間を忘れて真っ暗になる頃に家に着く、母親に叱られ夕飯抜きになって半べそかいていた頃の自分を今でも思い出します。

釣りをしながら川岸を歩いていたり、山での仕事をしていると色んな昆虫や植物を発見することがあります。ここではそんな彼ら?の話を少しだけしてみたいと思います。

写真はラパラCDJ11よりはるかに小さいコクワガタのメス。

みんな大好きクワガタムシ。いつになっても魅力的であり手に取りたくなりますね。夏休みになると父に採集の依頼(車の運転)をし、弟と供に懐中電灯を片手に目星を付けた街頭下や自動販売機周りを必死に探し回ったものです。ワクワクしていた懐かしい思い出でもあり、この歳になってもまだまだ続けていきたい楽しみの一つでもあります。

写真はナラの木をねぐらにしていたミヤマクワガタ、その勇姿はいつ見てもカッコイイ。👍私の釣りの相棒も虫取りが好きな人なのですが、近年はここ道東にもカブトムシがいるらしく、今年こそはクワガタ採集に行きたいと思います。

山に係わる仕事をしているとちょいちょい出くわすのがエゾセミ。左のセミは下草狩り最中に私の頭に三回も止まったので、安全な場所(カラマツの先端)へ避難し撮影。右のセミは10月下旬でだいぶ寒くなってきた頃、トドマツの植栽をしている最中に見付け写真に収めました。セミも捕まえては家で飼っていましたが、なんせ寿命が短い。

氷が解けてニジマス釣りに行った時にヤツメウナギを発見。写真ではどこにいるか解りずらいですが、写真左のジャリの所にいます。拡大したのが右の写真です。恐らく産卵期だったのでしょう。ジャリの回りをウネウネしています。なかなか見ることの出来ない光景です。ニジマスやイトウ・アメマスの捕食対象になっていること間違いなしです。

左の写真はドジョウの死骸、私がよく行く川には相当数生息しているとは思いますが、なかなか目にすることがありません。右の写真は産卵遡上したキュウリウオの群れ、写真では確認出来ませんがこの群れの後ろに、体色が真っ赤に染まった大きなイトウが定位しています。イトウも産卵を終え体力を回復させるためこのキュウリウオを必死に食べていると思われます。私がキャストしたルアーには見向きもしませんでした。😭

謎のトンボ

苗木植栽作業の休憩中に見慣れないトンボが車の中にいました。珍しいので思わず動画を撮りました。少し拡大したのが右の写真です。小さな頃にイトトンボを捕まえた記憶があったのでそのトンボだと思っていましたが、後日調べてみたところオツネン(越年)トンボと言う聞いたことの無いトンボに良く似ています、成虫のまま越冬するという変わったトンボらしいです。🦟

トリカブトの蜜を吸っているのでしょうか?綺麗なアゲハ蝶(ミヤマカラスアゲハ)です。🦋(トリカブトは有毒植物の一種と記載されていましたがアゲハさんは大丈夫なのかな)           魚が釣れない時は、普段目に出来ない自然を覗いています。動物だとか昆虫、変わった植物や山菜など、そういうのも含めて釣りを楽しんでいます。                     昆虫は近づいても素早く逃げないので写真を撮り易いのですが、鹿やキツネ、鳥などは此方に気付いたら直ぐに逃げてしまうので良い写真が撮れませんね。🦒🦊🦝🦅                 私は昆虫好きで育ってきたのですが、同級生の中には昆虫嫌いな友達もいました。蝶々や蜘蛛を見て走って逃げていったり、ギャーギャー騒いでいるのを見て笑っていたのを思い出します。私の場合は兎に角、生き物という生き物を見つけては捕まえて飼っていました。一番思い入れが深かったのは、道南方面へ旅行中に見つけたカマキリと枝にあった卵の巣(卵鞘(らんしょう)と言うのだそうです)を自宅で飼育していたのですが、孵化した幼虫が何百匹にもなり、最終的には3・4匹になったのですが、共食いの後1匹だけになりました。最後まで残ったのはメスだと思いますがどうすることも出来ず、その時は捕まえてきたことを後悔していました。😥

カエルも捕まえましたね、それからサンショウウオも。写真は一緒に釣りしていた相棒が見当たらないと思ったら、カエルを捕まえていたのでその時に撮ったものです。私はカエルの卵を触るのが好きで、家にも持って来ましたが、カエル捕りに行く度に卵を触っていました。皆さん方も漬物の大きなタルで飼って、オタマジャクシになったら食パンを小さくちぎって餌にしていませんでしたか?😁

過去に伐倒されたであろう木の株元から再び伸び出したトドマツ、大きな木に成長してほしいものです。人が手を加えなくとも再生する自然の力は偉大です。

自然が好きなんでいつもそんなことを考えながら仕事しています、釣りもそうですが。(笑)

何だこのチョコボールは?しかも髭が生えているではないか~。これは何の木の種なのか、アルミフォイルに包んで家へ持ち帰りました。今は寒いんで小さな鉢に植えて台所で成長を見守っています。「また持って来たの!」と嫁さんに呆れられていますが、今年の春、雪が解けた頃に日当たりの良い庭へ出そうと思っています。とんでもなく大きな木になったらどうしよう?とか思いますが、それは何年後の事でしょうか、恐らくは孫たちが大きくなった頃だと思いますが楽しみです。こういう事が大好きなんで、カラマツや上のトドマツ、エンジュなど、植栽の際に出てくる規格外の小さな苗木を見つけては家の庭に植えるのが楽しみの一つになっています。と言うか私がこのような事をするとは、いつからこんな風に年を取ったのでしょうか?自分でも不思議です。🤔

これからも良い仕事、良い釣りが出来たらいいなと思います。

管理人

作成者: 管理人

湿原の川に生息するイトウやアメマスの魅力に引き込まれ、道東河川で趣味の釣りを楽しんでいます。自然が好きで山菜やキノコ採りにもハマっています。オールドなルアーを集めています。