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タックル

スピナー釣行

暖かくなるにつれ魚達は木々の葉が川を覆いつくす日陰に移動し、水の冷たい涼しい場所へ身を潜めているようです。そこで主食となる餌(落下した羽虫や流下してきたり水面を漂う虫)を積極的に捕食していると思われます。お魚釣りたいの一心からなのか、流れを受けて回転するスピナーのブレードは私の目には水面をバタつく蝶々や蛾に見えます。川底が見えない深い川でイトウやアメマスを狙う釣りとは対照的に、ライトなタックルを携えての渓流釣行はいつもとは違う楽しさがあります。写真はドラキュラがプリントされたスピナーで釣れたメタリックなホーライ鱒↑&アメマス↓
https://knebiglobe.net/wp-content/uploads/2024/04/ホワイトスポット-scaled.jpg

私の中ではスピナー=虫というイメージですが、雑誌などを見るとセミやハチ、バッタ、ザリガニやワカサギ等を模したトップウオータールアーを使った釣りが紹介されています。昆虫が水面を藻掻くような動きを演出するのかな?正直使ったことが無いので分かりませんがそれらのルアーを使ってビューティなトラウトを釣るのも楽しそうです(未だ実行に移せていませんけど(;´д`)
そんな事とか考えながら私は手持ちのスピナーで釣果を上げます。愛用のランディングネットに備え付けたグリーンのコードも素敵です

とは言うものの、写真は虫などいない雪解け直後の冷たい川底から釣り上げたアメマス。私の信頼を勝ち取ったのは自慢のスプーンでもミノーでもなくスピナーのアブフライでした。落とし込んでチョンチョンとやっていたところでモゾモゾと出て来て一度バラしたのですが、悔しがる私に二度目のチャンスをくれた彼でした。私の考えとは裏腹に夏=虫=スピナーとはならないのがこの釣りの楽しいところなのでしょうか、それが面白い😊

普段は使わない5gのスピナーとかは軽すぎて思った場所へキャスト出来ませんね 全然意図しない所へ飛んで行って木の枝へグルグル巻いて「ハイ、おさらば(;_;)/~~~」なんてこともあります。下手っぴなので出来る限りロストしないよう回収に努めます

夏の鬱蒼とした渓流。どこから魚が出て来ても可笑しくない様相です。予想通り比較的流れの早い場所にはニジマス、緩い場所にはイワナが潜んでいましたが、この日は長い間部屋に飾って出番待ちしていたブレットンを使用。綺麗なイワナさんが釣れましたね~
オールドルアー好きな私としてはこれらのスピナーで釣るのが嬉しい限りです 

アブのドロッペンはブレードの色が私好みのコパーカラーで写真のスピナーは10g、ブレードを回転させる為に少しだけ早巻きで使っています
ルアーを見ると幼少期の図画工作や書道等作品の優劣を決めるのに「金」・「銀」・「銅」・「佳作」とか「努力賞」なんてのがあったと思い出してしまいます(笑)
自分は三位のメダル、スプーンで言うコパーカラーが一番のお気に入りで釣れそうな色と思っています。ちなみに佳作の赤色も好きですけど…(その他扱いとか選ばれなくて可哀そうとかではないですよ)

鮮やかなレッドバンドが目を引くレインボーも素敵ですが、私的には左のイワナさんも滅茶苦茶綺麗で引けを取らずかと思います。中央の薄紫ボディに紺色っぽいパーマーク、そして小さなホワイトスポット…素敵ですな
https://knebiglobe.net/wp-content/uploads/2024/04/ドロッペン-scaled.jpg

アメマスやニジマスを釣りたく川へ出掛けるのですが、私の相棒はウグさんが相当お好きなようで…時には釣れたグーさんの大きさや数で私と釣果を競おうとします(笑)
そんな相棒に乗せられて私も負けじとウグさんを狙ったりするのですが😆ヒットした瞬間の引きが強烈で思わず「キタッ!」とほくそ笑んでいると姿を現した彼を見てガックリ_| ̄|○なんてことも多々あります。楽しき釣りを盛り上げてくれる、そんなウグイさん達にも感謝しなければ

写真左のニジマスが銜えているスピナー、ブレード裏には蜘蛛なのか蟻なのか絵が刻印されていて「トニー」と書かれています。針が錆び付いていたので研いで使っていましたが今はシングルフックに付け替えています😊このスピナーも長い間釣り部屋で眠っていました。試しに使ったのは5gと軽いのでもっとライトなタックルで使うのが良いと思います
イタリア産のパンサーマーチンは立ち上がりが良く仕事が早い(着水してからのブレードの回転が速い)それが良果に繋がっています。肝心のブレードは長い間空気に晒されて酸化したのでしょう、銅色というより10円玉みたいですね

私の中ではアメマスとイワナの区別がつかない時はパーマークの有り無しでどちらかと判断しています。なので写真中央の魚はイワナと言う事で…
驚くほどデカいイワナさんを釣ってみたいという目標も密かに有ります
相棒がイワナが沢山いる場所を発見したとか言っていましたが(ホントですかね?)いつかの楽しき釣りを夢見ています

私にはただの毛鉤にしか見えないアブフライ、10年以上前に川で知り合った釣り仲間より戴いた思い出の品。試しにちょっとだけ使ってみると先端にある小さなブレード(ペラ)が回転しているのかいないのか全然動いているようには見えない🙄「正直これで釣れるの?」と思ってしまいましたがこのルアーで釣れた時は嬉しかったですね😊

ダーデブルスピナーも使い過ぎたのかニジさん達に齧られタヌキの毛もボサボサで短くなってしまいました。お魚さんへのダメージを考え今はシングルフックに変えましたがこんなに釣れるとは…水色悪魔スピナーでの釣果に驚きですΣ(・□・;) 異なるカラーのストックもありますから🤭
https://knebiglobe.net/wp-content/uploads/2024/04/色違いのデビル-scaled.jpg

決して自慢できるサイズではありませんが、小さいながらも釣れてくれたヤマメさん。秋の紅葉に引けを取らないその様相には只々目を見張るばかり😍流石「ジャパニーズトラウト」川の宝石と言われる豫園が理解できます
アメマスにしてもニジマスにしてもこうして釣れた魚の写真を並べてみると皆表情が違っていることが解ります

この日は11月のいつかの日、肌寒く自慢のスピナーに出てくれたのは写真のイワナさんのみ。余りにも反応が無いので結んだのは金魚カラーのオールドプラグ、この日はこのルアーに好反応でサビ入りの素敵なイワナさんが出て来てくれました。朝早くから川へ向かったにも拘らず日の傾きは早く暗くなる前に帰ろうと仕度を済ませていたところ牛さんがお見送りなのか近づいてきてビックリ(*_*) 彼らの大きな巨体を目にして「お邪魔しましたー(^^)/~~~」とビビりながら帰宅🏡
今年の渓流スピナー釣行はそろそろ限界かな、次のお休みは本命の湿原へ出掛けましょうかね
明日からまた仕事忙しいぞ~
最後まで読んで頂いてありがとうございました_(._.)_

管理人

作成者: 管理人

湿原の川に生息するイトウやアメマスの魅力に引き込まれ、道東河川で趣味の釣りを楽しんでいます。自然が好きで山菜やキノコ採りにもハマっています。オールドなルアーを集めています。